いつも遠くから眺めていた富士山
富士山はやはり日本人にとってはいつ見ても感動するものがあります。
世界遺産に登録され富士山登山の人気がここ最近急増しているそうですが、
私達もその富士山に初登山挑戦です・・・
富士スバルライン(有料)で河口湖口登山道から向かいます。
富士山が見えて来ました。富士山も頭に雪がかかってないと何となく富士山って感じが伝わって来ませんね1合目~2合目~大沢駐車場と進んできましたが私達は5合目駐車場を目指しています。
所で、この○合目の意味ご存知ですか 
これは山を登る難易度によって○合目と分けられているそうです。
だから1合目は一番難易度が優しいと言う事で、10合目は一番厳しいと言う事でしょうね。
よって距離で分けられているのではないので、このルートの約1/3の距離(30Kmの1/3)に
当たる所で1合目となっているようです。
だから厳しいルートになってくると距離は進まなくても○合目だけはどんどん上がって行くのでしょうね。
5合目駐車場に向かって来ましたが渋滞にかかってしまいました。
道路脇の臨時駐車場に止めることに

そして5合目に向かって歩きだしました。
歩くこと30分余り・・・すでに何Kmか歩いたような気がします。
歩いていると見事な雲海が広がっていました。感動です
やっと5合目に着きました。
観光バスも次々と入って来ます。外国からの登山者も沢山見受けられました。

5合目はちょっと観光地ぽく土産物屋やレストランなどもあり賑わっていました。
ここであると便利グッズをご紹介します。
もちろん頂上まで目指す本気登山の方は万全な荷物対策をされてると思いますが、
今回 私達は富士登山と言っても登山のまねごと程度の登山でしたから、ほとんど装備もせずに
行きましたが でも一応
ザック トレッキングシューズ 軍手 防寒着 日焼け止め 水・スポーツドリンク
タオル ゴミ袋 ウエットティッシュ マスク 登山用ステッキの装備や携帯はして行きました。
中でもこれはあった方がいいと思ったのは登山用ステッキです。これは5合目にも販売していましたが(¥1200程度)、足元が滑りやすい所があったりするので、
これは持参された方がいいと思いました。後登山道は乾燥した砂礫なのでかなりホコリっぽくて
マスクも使用しましたね。それに日焼け止めは必需品ですね。
中には携帯酸素を持参されている方もお見かけました。

5合目~6合目に向かっている途中。後ろに先程の5合目レストランが見えます。以前三浦雄一郎さんの遠征に同行された山岳医の大城和恵医師が言われていましたが、「30分に1回は水を飲んで休憩しましょう」脱水は気づかないうちに高山病のリスクを高める要因となると。
今回歩いてみて脈拍数があがって来て心臓にも負担をかけているというのを実感しました。5合目から6合目に向かっている途中、まだまだ序の口と思いきや心臓がパコパコしてきてビックリでした。


6合目です。トイレは5合目までの途中には仮設トイレがあったりしました。また5合目にはレストハウスにトイレもありましたが、6合目の仮設トイレは¥200となっていました。
山の天気は変わりやすいといいますが、あっと言う間に雲に覆われてしまいました。この日は
富士山登山競走がありました。(以下ニュース抜粋)
真夏の富士山(標高3776メートル)を駆け上がる「第66回富士登山競走」(山梨県富士吉田市主催、毎日新聞社など共催)が26日午前、ふもとの同市役所前をスタートした。国内外から昨年より269人多い4371人がエントリー。世界文化遺産に登録された名峰に挑んだ。
ゴールが山頂(約21キロ、標高差約3000メートル)と5合目(約15キロ、標高差約1480メートル)の2コースがあり、山頂2666人、5合目1705人が参加登録。最高齢は男性77歳、女性62歳。
早朝から日差しの照り付ける中、山頂コースは午前7時、5合目コースは同9時に号砲。参加者は砂と石の入り交じる登山道や険しい岩場をはうように登り、雲上を目指した。
皆に拍手で迎えられ給水所をかけぬけて行きます。
中にはこんな仲良しグループも
山の天気はホント変わりやすいですね。
富士山を駆け上がって行く人の傍らには馬で下りて行く人。5合目から馬で上がって行かれる人もあれば、
このように下りてくる人も。行きはよいよい帰りは怖い 
と言うか
登りに体力を使ってしまい下りられなくなったのか・・・怪我でもされているのか・・・そのような方も見受けました。
こちらは上でSOSでしょうか・・・下から馬が迎えに行くようです。富士山も世界遺産に登録されるまでにはゴミ問題等があって、環境美化保全の為にボランティアの方たちや多くの方の努力があったと伺っています。しかし、まだ心無い人達が居られるもので、今回も私達があるいているすぐ目の前で中国系の方でしたが、制する間もなく一瞬にゴミ袋を斜面に向かって投げ捨てられました。美しい富士を訪ねて見えているはずなのにどうしてそのような行動を取るのか・・・全く理解ができません。国民性が色々言われていますがこの様な人をみると「やっぱり・・・」と思わずにはいられなくなります。恥ずかしい行為であると気がついて欲しいものです。
今回私達は早朝から出発して5合目駐車場を目指して来ましたが、やはりその前に渋滞にはまりました。しかし、臨時駐車場がありそこに車を止めて5合目まで歩くことにしました。私達が帰路に着く頃その渋滞はもっと長くなっていました。臨時駐車場はロープで1台づつ仕切られていますが、やはりそこでも自分の事しか考えていない方が数台。ロープ毎に車を駐車すればもう少し他の人も止められるはずなのに、仕切りを無視して止めてありました。
折角の富士登 マナーを守り気持ちよく登山できるようになればいいですね。

そして、今回の富士登山私にとってはまだまだハードルが高い山だと実感しました。
富士山スバルラインを戻り箱根スカイライン⇒芦ノ湖スカイライン⇒伊豆スカイラインと向かいます。
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